ミニゴルフ・バー「キャンピング」が3月1日、ヘルシンキ（Iso Roobertinkatu 4, Helsinki）にオープンした。

　ノルウェーやスウェーデン、デンマークに出店し、ミニゴルフとナイトライフが楽しめる「キャンピング」。同チェーンのコンセプトは、ミニゴルフのジュニア欧州選手権で銀メダル、ノルディック選手権で銀メダル、ノルウェー選手権で金メダルの受賞歴を持つ、ノルウェー・オスロ在住のアンダース・グドムンドステュエンさんが考案した。

　同チェーン10店舗目となる同店は、ヘルシンキのクラブシーンを充実させるだけでなく、昼から深夜まで営業し、ビジネスパーソンや子ども連れの家族などの幅広い客層に向け、体験型アクティビティーの環境を提供する。店内には、屋内ミニゴルフコース（13ホール）やカラオケルーム、レストランバー、ナイトクラブを備える。

　グドムンドステュエンさんは「ミニゴルファーとして、北欧の夏が短いことにいら立っていた。ビリヤードやボウリング、ダーツなどの屋内スポーツをする友人たちは、涼しい場所でスポーツをすることができたが、私たちにはそのような機会もなかった。ミニゴルフは、幼児から祖父母まで誰でもプレーでき、初心者であろうとも誰もがコースで楽しむことができる。プレー中に軽食を楽しむのにも最適」と話す。

　同店マネジャーのカメル・カドリーさんは「『キャンピング』のストーリーは素晴らしく、そのコンセプトは刺激的。平日は屋外のコースを一日中歩き回らなくても、ゴルフに見せかけた商談ができる。週末の昼間は子ども連れの家族による誕生日パーティーが開かれ、夜になると本格的な大人のバーやナイトクラブになり、DJのビートに合わせてミニゴルフをすることもできる」と話す。

営業時間は、火曜～木曜＝15時～深夜（金曜は翌4時まで）、土曜＝12時～翌4時（日曜は21時まで）。月曜定休。ミニゴルフの料金は、大人＝10ユーロ、学生＝8ユーロ、子ども（12歳未満）＝7ユーロ。