ヘルシンキのベーカリーカフェ「Ekberg(エクベリ)」が7月15日、国外初となる常設店を東京の伊勢丹新宿店本館地下1階の洋菓子コーナーにオープンする。

ヘルシンキ本店の店内
「フィンランド最古のベーカリーカフェ」として知られるエクベリは1852年創業。ヘルシンキのブールバルディ通りにある本店にはカフェとショップを備え、ヨーロッパのクラシックな雰囲気が漂う店内で、朝食ビュッフェやランチ、スイーツなど幅広いメニューを提供。創業以来、地元の人々をはじめ、世界中から訪れる観光客にも長年親しまれている。

ヘルシンキ本店にはカフェとショップを併設
伊勢丹新宿店(東京都新宿区)への出店のきっかけとなったのは、同洋菓子部門担当バイヤーからの一本のメール。「以前、エクベリの製菓教室に参加した際に味わったコルバプースティの味が忘れられず、この体験を伊勢丹新宿店の利用客に提供したい」という内容だった。この提案を受け、150年以上受け継がれてきた本場フィンランドの味を日本で提供する運びとなった。

同店では、看板商品の「コルバプースティ(シナモンロール)」(540円)や、中央にバターをのせて焼き上げる伝統的な菓子パン「ボイシルマプッラ」(486円)など、フィンランドらしいパンや焼き菓子、季節商品を販売する。
出店に向け、エクベリの経営陣が来日し、日本パートナーのパン職人への技術指導や店舗運営チームへの研修を徹底。商品やサービスに関する研修に加え、フィンランドの文化や伝統についても理解を深める機会を設けたという。
日本での展開は、総代理店を務めるアンドフィーカが手がけ、製造と店舗運営は、エクベリ指導の下、洋菓子やパンの製造販売を手がけるメトロ製菓が務める。

コルバプースティ(シナモンロール)
フィンランドのコーヒータイムに欠かせない「コルバプースティ」。潰れたような耳の形がフィンランドのシナモンロールの特徴。カルダモン生地にたっぷりのシナモンがまぶされている。

ボイシルマプッラ
フィンランド語で「ボイ」はバター、「シルマ」は目、「プッラ」は菓子パンという意味。中央の丸いくぼみにたっぷりのバターをのせて焼き上げる、フィンランドを代表するコーヒータイムのパン。生地の隅々まで染み込んだバターと、仕上げの砂糖が調和した味わいが特徴。カルダモンとバターのコクがたまらない、フィンランドならではの一品となっている。

エクベリ伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3丁目14-1
営業時間:10時~20時