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ヘルシンキのバンハ・サタマ、屋内テント式宿泊サービス提供へ

屋内テント式宿泊サービス「Indoor Camping」 © Indoor Camping/Wanha Satama

屋内テント式宿泊サービス「Indoor Camping」 © Indoor Camping/Wanha Satama

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 ヘルシンキ・カタヤノッカ地区のイベント会場「バンハ・サタマ(Wanha Satama)」(Pikku Satamakatu 3-5, Helsinki)が今夏、屋内テント式宿泊サービス「Indoor Camping」の提供を始める。

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 ヘルシンキ首都圏では、大規模なイベントが開催される時期に宿泊施設が不足し、宿泊価格が高騰する問題に直面している。同施設は、イベントが多く開催される夏から秋にかけて、リーズナブルな価格で宿泊できるサービスを提供する。1泊当たりの宿泊料金は100ユーロ前後。料金にはテント、エアマットレス、ベッドリネン、シーツが含まれる。

 同サービス責任者のミッコ・マケラさんは「バンハ・サタマは、大小のイベントホール、レストラン、ラウンジエリア、ジム、倉庫、サニタリー設備を備え、イベント開催における経験と絶好のロケーションを兼ね備えている。週末のピーク時に、私たちの施設を提供しないのはもったいないこと。私たちにとって安全性は最優先事項で、現在、宿泊のためのオペレーションを適応させている」と話す。

 同施設は、5月開催の「ヘルシンキ・シティー・ランニング・デイ」を皮切りに、米ロックバンド「メタリカ」やブルース・スプリングスティーンのコンサート、各種スポーツイベントなどの開催時に旅行者のニーズに応えていくという。

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