コーヒーと紅茶の祭典「ヘルシンキ・コーヒー・フェスティバル（Helsinki Coffee Festival）」が4月22日～24日の3日間、ヘルシンキ市のルオホラフティ（Tallberginkatu 1c, Helsinki）で開催された。

　世界2位のコーヒー消費量を誇るフィンランド。同市では毎年、コーヒーと紅茶を愛する人たちのために、北欧最大規模の同フェスを開いている。国内の小さなロースタリーから「スターバックス」などの大手コーヒーブランドまで、コーヒーショップとポップアップカフェが出店した。会場では、コーヒー業界に携わる経営者や専門家たちのパネルディスカッションも行われ、「レストランや職場でよりおいしいコーヒーをいれる方法」などユニークな話題を語り合った。

　今年一番のコーヒーと紅茶を選ぶ授賞式イベントは、フィルターコーヒー部門、エスプレッソ部門、緑茶部門、ブラックティー部門の4部門で行い、一般投票で選んだ。エスプレッソ部門を受賞した「マケア・コーヒー（Makea Coffee）」（Kauppakatu 31, Lappeenranta）は、ベスト・ロースタリー賞にも選ばれた。

　今年は、「アイスクリーム&チョコレートカーニバル」も同時開催され、来場者は、コーヒーを飲みながら夏の新作などさまざまなチョコレートやアイスクリームを楽しんだ。