ヘルシンキ・カタヤノッカ地区の「トーベ・ヤンソン公園」(Satamakatu, Helsinki)が8月31日、長期にわたる改修工事を経てリニューアルオープンした。
同園は1897年にカタヤノッカ公園として整備され、2014年にトーベ・ヤンソンの生誕100年を記念して現在の名称に変更された。今回の改修では、歴史的な景観を尊重しながら、植栽や滞在スペースを増設したほか、照明も刷新。海をテーマにした遊び場も新設した。公園を彩るライラックの色合いにちなみ、紫色の大型遊具を設置。高さ8メートルの貝殻をイメージしたデザインで、園内の新たなシンボルとなっている。
園内に新たに設置したムーミン像はフィンランド人彫刻家のマッティ・カルカモさんが制作したブロンズ製で、高さ60センチ。子どもでも抱きしめられる像としてデザインしたという。
併せて、ミストで遊び場を涼しくする「霧遊び(sumuleikki)」も導入。ヘルシンキ市によると、遊び場への設置は市内で初となる。
オープン日に行った記念式典には、ムーミン・キャラクターズのソフィア・ヤンソン会長やヘルシンキ市のヨハンナ・ライサーリ副市長らが出席。ライサーリ副市長はカタヤノッカ保育園の子どもたちと共に「子どもの木」を植樹した。今年植えたのはシベリアトウヒ。「子どもの木」は、新設または改修した公園に毎年植えられ、その年に生まれたヘルシンキ市の子どもたちにささげられる。所有を示すプレートを設置し、市の樹木登録簿にも特別な識別番号を付けて登録する。