ヘルシンキ・カリオ地区のカフェレストラン「Zestii Kitchens」(Kaarlenkatu 15, Helsinki)がリニューアルオープンして、6月1日で2カ月がたった。
コンセプトと営業体制を刷新した同店は、日によってトルコ、日本、インドなど多国籍の家庭料理をベースにしたメニューを提供。今回のリニューアルではサステナビリティーを重要な柱として掲げており、カリオ地区のカフェでは一般的に「Good Life Coffee」の豆が使われることが多い中で、オウルの小規模事業者からコーヒー豆を仕入れている。併せて、ゲストビーンズとして珍しいコーヒー豆を期間限定で提供する取り組みも行っている。
紅茶類についてもティーバッグに限定せず、ほうじ茶や期間限定の麦茶、近隣のお茶専門店「Nari tea」による茶葉などを取り入れ、コーヒーを飲まない利用客にも多様な選択肢を用意。入り口付近にはカボチャやキュウリの種を植え、テラスで野菜の苗木を育てる構想もあるという。
共同オーナーの一人であるMinaë Tani-LaFleurさんは、日本からフィンランドへ移住した経歴を持つ。最初の数年を過ごしたオウルではさまざまな職種を経験し、仕事探しの難しさにも直面した。その経験を背景に、同店は単なる飲食店にとどまらず、外国人にとってのネットワーキングや新たなスタートの場としての機能も持たせており、書籍の発表パーティーや読書会などのイベントスペースとしても活用。今後はイベント主催者も広く募っていく方針だという。
営業時間は9時~17時。