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ヘルシンキ・ソンパサーリ地区に新しいパブリックアート登場

キルシ・カウラネンさんの「Mare Mare」 © Kirsi Halkola/HAM

キルシ・カウラネンさんの「Mare Mare」 © Kirsi Halkola/HAM

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 ヘルシンキ・ソンパサーリ地区に設置された新しいパブリックアート作品が9月20日、一般公開された。

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 今回設置された作品は、ヘルシンキ市が2016年に行ったアートコンテストで入賞した2作品。フィンランド人彫刻家のキルシ・カウラネンさんの作品「Mare Mare(海、海)」は、植物とその根を模した、らせん状にレーザーカットされたステンレス・スチールのエレメントと、アクリルガラスで覆われたライト・エレメントで構成。カウラネンさんが「海洋庭園」と紹介する同作品は、ロビセホルム公園に設置された。

 カウラネンさんは「この空間は、知識、技術、想像力、遊び心、創造性が集まり、新しい考えやアイデアを生み出すことができる、海底や地下、潜在意識の空間や状態の象徴」と話す。

 フィンランド人アーティストのマイヤ・ルートネンさんとオッリ・ケラネンさんの作品「Pica Pica」は、アロンハルコヤ通りの広場の敷石に6種の硬貨を敷き詰めて作られた。同作品のコンセプトは「街の地層と時間の経過を可視化すること」。敷き詰められた硬貨の中には、長く使われるうちに見分けがつかなくなった古い硬貨のようなものもあれば、未来の硬貨を示唆するものもある。

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