「ヘルシンキ・オリンピックスタジアム」(Paavo Nurmen tie 1 T??l?, Helsinki)が4年に及ぶ大規模改修工事を経てリニューアルオープンした。
従来のイベント開催のための機能に加えて、スポーツスタジオや会議場、レストランやカフェなどを新しく隣接し、市民と観光客が日常的に使用できる施設として生まれ変わった。
ヤン・ヴァパーヴオリヘルシンキ市長は「ヘルシンキ・オリンピックスタジアムは市内の象徴的な場所の一つ。このような困難な時代にあって、イベント体験は市民や業界にとって非常に重要。この度のリニューアルで、スタジアムはより近代的に、機能的に持続可能な形に改修された。さまざまな面で、市民、そして世界に貢献するだろう。」と話す。
ヘルシンキ・オリンピックスタジアムは1938年に竣工、1952年のヘルシンキオリンピックにおけるメイン競技場となった。現在は、年間100万人を超える利用者が集うフィンランド最大のイベント会場となっており、スタジアムの傍らにそびえる高さ72メートルのタワーは、ヘルシンキ市街を一望できる人気の観光地となっている。