カフェチェーン「エスプレッソ・ハウス・フィンランド」が現在、孤独・孤立対策キャンペーン「CupTogether」を全店で展開している。

　現在、世界中で深刻な社会問題化している孤独・孤立問題。同社は「コーヒーは会話を弾ませ、つながりを生み出し、コミュニティーを育む」という理念の下、フィンランド磁器ブランドのアラビアとコラボして、カフェドリンクの新しい楽しみ方を提案している。

　アラビアとコラボした「Cuptogether カップ」には、人との会話を求めていることを示す絵柄が描かれている。来店客は同カップで好きなドリンクを注文することで、「友好的な会話をしたい、一緒にテーブルを囲みたい」という意思を周囲に伝えることができる。

　「エスプレッソ・ハウス・フィンランド」の最高責任者、サントゥ・ヘルストロムさんは「CupTogetherキャンペーンを展開することで、カフェに具体的な変化をもたらすことができるのは素晴らしいこと。私たちの目標は、社交的な出会いの敷居を低くすることであり、フィンランド人がこの取り組みをどのように受け止めるか、私たちは勇気を持って見守るつもり。フィンランドのデザインを私たちのカフェだけでなく、エスプレッソ・ハウスを展開する他の国々にも提供できることを誇りに思う」と話す。

　同社は2021年のクリスマスから、同キャンペーンを季節限定で展開している。1月3日まで。「CupTogether カップ」の販売は在庫がなくなり次第終了。