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ヘルシンキで「おばあちゃんディスコ」 450人超動員

ヘルシンキ・タバスティアで行われた「Mummodisko(おばあちゃんディスコ)」の様子 © Mikael Westerlund/Mummodisko ry

ヘルシンキ・タバスティアで行われた「Mummodisko(おばあちゃんディスコ)」の様子 © Mikael Westerlund/Mummodisko ry

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 高齢者向けのディスコ・イベント「Mummodisko(おばあちゃんディスコ)」が11月17日、ヘルシンキのカルチャーセンター「ブオタロ」(Mosaiikkitori 2, Helsinki)で開催された。

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 フィンランドの非営利団体「Mummodisko ry」が主催する「Mummodisko(おばあちゃんディスコ)」は、高齢者自身の状況などに関係なく、高齢者の日常生活に喜びと元気をもたらすことを目的に開催。高齢者にとって、世代を超えた新しい集会の場を作り、異なる文化や個人を考慮した包摂的な経験を促進するのが狙い。

 同団体創設者でフィンランド人DJのミッコ・ハーパライネンさんは「私たちは彼らの青春時代に流行していたロックやディスコ、ファンク、ツイストミュージックを聴く機会を提供する。大抵の場合、高齢者にワルツや、賛美歌などを聴く機会を提供することが多いと思うが、そのような音楽に興味がない高齢者は大勢いる」と話す。

 同イベントは13時から2時間にわたって行われ、200人を収容できる会場では入場規制が行われるほど盛況だった。11月8日にヘルシンキ中心街のクラブ「タバスティア」で行われたイベントには450人が訪れた。

 2017年以来、高齢者施設やクラブ、夏フェスなどでイベントを開いている同団体。創設者のハーパライネンさんとヨニ・タンミサロさんは高齢者介護の専門家で、イベントを通じて新しいボランティア文化を生み出し、今日の高齢者ケアのイメージを現代化させることに取り組んでいる。フィンランド人女優のトゥイヤ・ピエッポネンさんがイベントのホストを務める。

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