フィンランドのテキスタイルブランド「マリメッコ」とスウェーデンの家具大手「イケア」が、サウナ文化をコンセプトにした限定コラボレーションコレクションを発売する。
フィンランド発祥のサウナは、北欧の人々の健康や文化、日常生活に深く根ざしており、日本で親しまれているアクティビティーの一つ。ユネスコは2020年、フィンランド式サウナの伝統を無形文化遺産に登録した。両ブランドが発表したコレクションは、長年にわたり培ってきたマリメッコのテキスタイルデザインとイケアの家具における専門的な知識を生かしたものになるという。
マリメッコのクリエーティブ・ディレクター、レベッカ・ベイさんは「このコレクションの出発点にサウナ文化を選んだのは、マリメッコのルーツがフィンランドであるからというだけでなく、サウナは一般的にリラックスして楽しみ、自分になれる空間であるという、北欧のライフスタイルの良い面を反映しているから。この遊び心あふれるコレクションで、サウナを愛する人たちに火をつけ、世界中の人たちにサウナの楽しさを届けたい」と話す。
同コレクションは2023年3月、世界各国のイケアで発売する。商品の詳細は後日発表。