グルメ情報サイトの読者アンケートで全国2位に選ばれた「Ravintola Oiva(ラヴィントラ・オイヴァ)」(Porthaninkatu 5, Helsinki)のブランチが話題だ。
ビュッフェスタイルのブランチを提供する「Ravintola Oiva」
同レストランは8月、グルメに関する情報を発信するWebメディア「Toptaste」が実施した読者アンケートのランキング「フィンランドのベストブランチTOP10」で「Fazer Cafe(ファッツェル・カフェ)」(Kluuvikatu 3, Helsinki)に次いで2位に選ばれた。
1940年の創業から観光客や地元住民に愛されている同レストランでは、ヨハンナ・ロンッコさんがオーナーに就任した9年前にブランチの提供を始めた。ロンッコさんは米ニューヨーク州ブルックリンのレストランで受けたインスピレーションを基にブランチを考案。ミートボール、ソーセージ、オムレツ、サラダ、カルヤランピーラッカ、各種パン、ケーキやアップルパイなどのデザート、ベジタリアン向けのメニューなど豊富な品数を用意している。
長い歴史があるアメリカのブランチ文化は、フィンランドでも人気があり、浸透している。同レストランは、週末のブランチで満席となる日がある。ロンッコさんは「フィンランドにおけるブランチ文化の流行は過去のものになったと言われているが、お客さまの数には反映されていない」と話す。
ブランチの営業時間は土曜=10時~15時(日曜は16時まで)。料金は大人(13歳以上)=25ユーロ、9歳~12歳=13ユーロ、4歳~8歳=6.5ユーロ。予約は公式ホームページで受け付けている。