ヘルシンキ中央駅にある地下鉄ラウタティエントリ駅の供用が9月2日、始まった。
6月3日~9月1日の約3カ月間、改修工事のため閉鎖していた同駅。ヘルシンキ地下鉄は同駅の閉鎖中、同駅を除いてヘルシンキ大学駅~ヘルシンキ東部、カンピ駅~キベンラハティ駅間を運行していたが、2日、これまでのように運行を再開し、通常ダイヤに戻った。
ラウタティエントリ駅の工事では、プラットホームやエスカレーター、線路、トンネルを改修。地下鉄のプラットホーム全体をカバーするスプリンクラー・システムを新たに設置し、トンネルと線路には防煙扉を設置した。同駅の消防設備工事は2025年3月まで継続する。
ヘルシンキ東部では9月8日まで、地下鉄メルンマキ駅が橋梁(きょうりょう)の補修工事のため閉鎖されており、9日に運行を再開する。コントゥラ駅の改修工事は2025年も続き、西エントランスをリニューアルする。