ヘルシンキ中央駅(Kaivokatu 1, Helsinki)のエリエル・ホールに2025年、フードコートが登場する。
フィンランドの鉄道会社「VR」は、2019年に始めた同駅開発プロジェクトの一環で、改修の必要性と顧客体験の両面から駅舎全体の見直しを図っている。2014年から10年にわたって同ホール内で営業を続けてきたハンバーガーチェーン「バーガーキング」が1月8日で閉店。VRが同ホールにフードコートの開発を計画しているため、同店との契約を更新しなかったという。今後、同ホールの大規模な改装を行い、来年オープン予定の新しいフードコートの準備を進める。
同社の不動産部門プロジェクト・マネジャーを務めるヤニ・ヤースケライネンさんは「駅はその歴史に敬意を払いながら改修される。数年前に同店の向かいにオープンしたレストラン・オリビアのように、エリエル・ホールの新しいコンセプトは、より長いエンターテインメントの場としての本来の目的に近づけるもの。2025年にオープンするフードコートは、屋内とカイボ通りに面した広いテラスで、フィンランド料理と世界各国の料理を提供する予定」と話す。
バーガーキングは来年、同駅構内の別の区画に再オープンする予定。