ノンアルコールビールを提供するバー「Sobar」が現在、ハカニエミ・マーケットホール(Hämeentie 1, Helsinki)で営業している。
「アーバン&ローカル・フューチャー・フード・エコシステム」プロジェクトの一環で出店した同店。同プロジェクトは地元の小規模ビジネスを支援し、2~3週間ごとに販売業者と品ぞろえが変わる。同店が取り扱う製品は全て国産で、できるだけ地元で調達。ノンアルコールビールや、ヘルシンキのお茶メーカー「Nari Tea」が製造する植物性由来の発酵飲料「コンブチャ」などを販売。
フィンランド人メディアアーティストで店主のティモ・ライトさんは「私は長い間、ノンアルコールビールやノンアルコール飲料に興味を持っていたが、多くのノンアルコール飲料は良質とは言えなかった。しかし最近になり、良質なノンアルコール飲料が登場し、同時に多くの人が飲酒量を減らすことに関心を持ち始めた。ロンドンのような大都市にはノンアルコール・バーやローアルコール・バーがいくつかあるが、フィンランドにはない。ヤーッコ・カルシさんと共に、このコンセプトの店を3週間お試しでオープンする機会が訪れた。利用客はモーニングビールを楽しむことができる」と話す。
営業時間は8時~18時。日曜・祝日定休。12月2日まで。