ヘルシンキのアート団体「ブオタロ」が2023年末まで、ブオサーリ教区が使っていたヘルシンキ・メリラスティ礼拝堂(Jaluspolku 3, Helsinki)を賃借する。
同団体と「シアターハウス・ユニベルサム」は、「ストーリー・シェアリング・ユニベルサム・プロジェクト」で同礼拝堂を文化的用途で使うという。地元のプロやアマチュアのアーティストによる展示会やインスタレーション、パフォーマンス、小規模なコンサート、「ストーリー・シェアリング・カフェ」のイベントを開く予定。
同教区は2022年末までに、改修が必要な同礼拝堂を明け渡すことを決定し、同礼拝堂はヘルシンキ教区評議会に引き継がれた。2023年6月、同評議会はヘルシンキ市から建物の取り壊し許可証を受け取ったが、取り壊しに反対する「プロ・メリラスティラ」が取り壊し許可を出した同市建築管理局の決定に対して不服を申し立てている。