森林保護と木材資源の供給を行うフィンランド国営企業「メッツァハッリトゥス(Metsaehallitus・aeはaにウムラウト)」(Ratatie 11 B, Vantaa)は、2020年上半期に全国の国立公園の訪問者数が前年同期と比較して20%増加したと発表した。
同社は訪問者数増加の理由として、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国立公園がハイキングスポットとして人気を高めたこと、国内観光が増加したことを挙げている。発表によると、全国の国立公園への総訪問者数は240万人で、2019年に比べ40万人増加。国内で最も人気があるヌークシオ国立公園では、訪問者数21万7495人を記録。2019年より19%増の3万4000人増えた。
シポーンコルピ国立公園(Laensitie 305, Sipoo・aeはaにウムラウト)では2019年の7万6578人に対し、今年は147%増の12万8510人の訪問者を記録。同団体は訪問者数増加の理由として、ヴァンター市協力の下、クーシヤルヴィから同国立公園への橋が建設されたことを挙げている。