ヘルシンキ市が、森林政策を年内に刷新することが分かった。
現在の森林政策は2011年に施行され、市が所有する森林地帯や都市部の緑地を管理するための原則やアプローチなど、市の主要な方針になっている。同市は森林地帯の多様性を高め、森林が自然に育つようにすることを目標に挙げ、都市戦略に則した森林政策に修正する。
今回の変更は、生物多様性に関する行動計画や自然環境に関する多くの評価に基づいている。政策の刷新は2回に分けて実施し、年内に実施する1回目では森林地帯を対象とし、2023年の2回目では牧草地や畑を対象にした政策を刷新する。
同市は今秋、多くの市民の声を聞くために、市民や環境団体を招いて討論会を開く予定。