「Aalto Design - Shapes of Wellbeing(アアルト・デザイン展)」が6月5日から、ヘルシンキのデザイン美術館(Korkeavuorenkatu 23, Helsinki)で開催される。
フィンランド人建築家のアルバ・アアルトをはじめ、アイノ・アアルト、エリッサ・アアルトによる建築デザインを紹介する同展。「ウェルビーイング」の視点から3人が残した作品を再解釈する内容で、現代のウェルビーイングデザインに関する議論にどのような示唆を与えるのかを探る。
展示では、図面や模型、家具、ガラス作品、アート作品など、さまざまな資料を紹介。同館のコレクションから普段あまり展示しない資料も公開するという。
ピルビ・カルハマ館長は「新しいデザイン美術館へ向かう過程の中で、建築やデザインを体験的かつ多角的に感じ、解釈できる方法を模索したい」とコメントする。
会場には、ロンドン在住のアーティスト兼研究者、イロナ・サガルさんによる映像作品「Other Actors」(2025)も展示。同作品は、アアルト設計の「パイミオのサナトリウム」を舞台に、身体と建築、健康と建築の関係性を探る内容となっている。
加えて、展示の空間デザインを手がけたリンダ・ベリロトさんによる「アアルト・ラウンジ」も設ける。来場者がアアルト作品に囲まれながら、空間が身体や心に与える影響を体感できる場として展開し、会議・イベント向けレンタルスペースとしても活用する予定。
入館料は大人22ユーロほか。2027年1月3日まで。