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ヘルシンキ・ソルナイネン駅前広場がリニューアル アート作品も登場

リニューアルしたヘルシンキ・バーサンプイスティッコ広場 © Sonja Hyytiaeinen/HAM

リニューアルしたヘルシンキ・バーサンプイスティッコ広場 © Sonja Hyytiaeinen/HAM

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 ヘルシンキ市が改修工事を行っていた地下鉄ソルナイネン駅に隣接するバーサンプイスティッコ広場(Vaasanpuistikko, Helsinki)が8月15日、一般公開された。

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 同市は昨夏から、同広場の外観や快適性、安全性を向上させることを目的に、広場内の構造物や照明設備、植栽、周辺の小道などを全面改修。広場内には新たにごみ箱や自転車ラック、日本人ビジュアル・アーティストのコムギ・アンドウさんとフィンランド人彫刻家のテーム・サロネンさんの彫刻作品群「Torille!」を設置した。

 同作品を所蔵するヘルシンキ美術館(HAM)のアルヤ・ミラー館長は「芸術を通して、ヘルシンキの広場に新鮮さをもたらし、空間として結びつけることができたのは素晴らしいこと。コムギ・アンドウさんとテーム・サロネンさんの彫刻コレクションは新鮮で洞察力に富んでおり、目を楽しませるだけでなく、心や思考の栄養となるものがある」と話す。

 同広場は、毎年8月中旬から9月にかけて開催される複合芸術祭「ヘルシンキ・フェスティバル」のオープニングイベント「アートナイト(Taiteiden yö)」の開催に合わせて一般公開。広場ではリニューアル・オープンを祝うセレモニーが行われ、アンニ・シンネマキ副市長のスピーチのほか、パブリック・アート作品のお披露目、ワークショップなどのプログラムを行い、先着200人にケーキとコーヒーを無料で振る舞った。

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