ヘルシンキ首都圏で最大規模の「エイプリル・ジャズ・フェスティバル(April Jazz Festival)」が、エスポーで開催された。
今年で36回目の開催となる同フェスは、エスポーのレバントゥリ・ホールやタピオラ・ホール、タピオラ教会などの会場で開催した。フィンランドのEspoo Big BandやUMO Helsinki Jazz Orchestra、スウェーデンのDirty Loops、ノルウェーのTrondheim Jazz Orchestra、アフロ・キューバンジャズのシーンを支えたGonzalo Rubalcabaなど、若手からベテランまで幅広い世代のアーティストが出演した。
同フェスでは、アーティストによるライブ演奏のほか、多様なプログラムを上演。「サイレントピア」と呼ばれるプログラムはダンスとジャズのライブ演奏で、気候危機を訴えつつも地球の未来への希望を見出すという、芸術と科学が融合されたダンスシアターのステージとなった。