ヘルシンキ市は4月13日~27日、芸術系団体を対象にした2022年度の新型コロナウイルス特別助成金の申請を受け付けた。
同助成金は、新型コロナウイルスからの復興の一部として、芸術文化分野の活動の継続と保護を目的としている。コロナ禍で営業収入が減少した、同市を拠点に活動を行う芸術系団体が対象。1団体につき1度だけ応募でき、最低受給額は1万ユーロ(約130万円)。同市は、総額60万ユーロ(約8,100万円)の特別助成金の支給を見込んでいる。
同市では、芸術文化の維持・発展のため、年間約1,700万ユーロ(約23億円)の助成金を支給している。開発助成金は、1~3年の継続を目的としたプロジェクトも申請することができ、芸術教育を行う教育機関への助成も行っている。今回のような特別助成金の支給も不定期に行っている。