ヘルシンキの老舗レストラン「カッペリ（Kappeli）」（Eteläesplanadi 1, Helsinki）が4月27日、全面リニューアルオープンした。

　1867年、エスプラナーディ通りに創業した同店は、19世紀に活躍したフィンランド人建築家のアクセル・ハンプス・ダールストロムが設計し、市民や観光客に長く親しまれてきた。同店は2021年から、1976年以来2度目の改修工事が行われた。約150年の長い年月にわたり引き継がれてきた昔ながらの雰囲気や由緒ある外観を残し、カッペリの豊かな歴史と伝統に敬意を表した。

　キッチンマネジャーのキンモ・マルスティカイネンさんは「カッペリの歴史が前面に押し出され、アートはより目に見えるように取り入れられている」と話す。

　営業時間は9時～24時。