ヘルシンキ中心地の老舗ホテル「ホテル・トルニ(Hotelli Torni)」(Yrjönkatu 26, Helsinki)が4月12日、「ソロ・ソコス・ホテル・トルニ・ヘルシンキ(Solo Sokos Hotel Torni Helsinki)」に改称し、リニューアルオープンした。
1931年にオープンし、街のランドマークとなっていた同ホテル。2018年から2年にわたり改修工事が行われ、ホテル大手「ソコス・ホテル・グループ」が運営する旗艦店に生まれ変わった。「五感で楽しむアート」をコンセプトに、全154室の客室、レストラン、ロビーをモダンなデザインに一新。客室をはじめ、ホテル内のあらゆる場所にアート作品を設置した。標高約70メートルのパノラマビューで人気のバー「アテリエ・バー」は12階・13階の2フロアに拡大した。
同ホテルマネジャーのユハ・マータラさんは「お客さまと紡いできた何千にものぼるストーリーと、洗練された建築は数十年にわたり、ホテル・トルニ唯一の精神を創り出してきた。ホテルのアートを維持しつつ、ボヘミアン調の雰囲気を高めることも改装の目的。ようやく、お客さまを再びお迎えできるようになりうれしい」と話す。
宿泊料は、1泊225ユーロ~、スイートルームは1泊800~1,000ユーロ。