ヘルシンキのベーカリーカフェ「ルヴァン(Levain)」が2月、プナヴオリ地区の複合施設「メリコルッテリ(Merikortteli)」に移転した。
2017年に営業を始めた同店。オープン以来、ヨーロッパで修業経験を持つパン職人たちが朝から晩まで焼きたてのパンやペストリーを提供している。2018年にはトーロ地区に同市内2店舗目をオープンし、地元に根ざしたベーカリーカフェとして知られている。
オーナーのマッティ・ヴィクベルグさんは「オープン後、ルヴァンのパンやペストリーはとても人気になり、これまでのベーカリーでは小さく感じられるようになった。新しくすてきな物件を同じ地区に見つけられてうれしい」 とコメントする。
同複合施設は1919年、ケーブル工場として建設された。1939年に工場が閉鎖された後は、ノキアなどの企業が入居するオフィスビルとして活用された。近年ではオフィスのほか、カフェやスーパーマーケット「アレパ(Alepa)」が出店している。今年、イタリアンピザ専門店「フォルツァ(Forza)」がオープンしており、フィンランドの映画館チェーン「リヴィエラ」が年末に開業を予定する。
営業時間は8時~18時(土曜は8時30分~、日曜は9時~17時)。