ヘルシンキ市のボランティアが、レフティサーリ島(Lehtisaari, Helsinki)で花の球根の植え付けを行った。
同市西部に位置するレフティサーリ島は2022年春、鮮やかな花が咲く観光名所に生まれ変わる。ボランティアに参加した住民たちは、レフティサーリ協会と植木職人の協力を得て、島内にある公園のベンチや樹木の隣に、スイセン、スズラン、ヒヤシンスの球根2400個を植えた。4月に開花予定で6月まで見頃が続く。球根は、花を咲かせた後に「分球」と呼ばれる小さな球根を生む特徴がある。その分球に適切な手入れをすることで新たな球根になるため、次々と花の数が増えていくという。
同市は毎年、市内のさまざまな地区に球根を提供しており、市の見どころづくりと景観向上を目指す取り組みを行っている。