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ヘルシンキ市、リサイクル製品販売の広場開設 失業者の就労支援で

© Kaisa Sunimento

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 ヘルシンキ市が9月10日、キュラサーリ(Kyläsaarenkatu 8 J, Helsinki)にリサイクル家具や修理済みパソコン・自転車、就労支援活動で作られた製品を販売するマーケット広場「Uusix-tori」をオープンした。

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 同広場内には「ウーシックス・ショップ」「自転車ショップ」「PCショップ」「家具ショップ」を併設し、入荷状況に応じて品ぞろえが変わる。ウーシックス・ショップでは、成人就労支援活動で製作されたインテリア用品や日用品、アクセサリーなどを販売。使う素材は主にリサイクル品や余剰資材で、製作者の創意工夫と学びの喜びが感じられる製品が並ぶ。

 自転車ショップでは、市営住宅の管理・賃貸を行う住宅公社「Heka」の自転車倉庫から提供された自転車を中心に、修理済み自転車や部品を販売。PCショップでは、市が使っていたノートパソコンを修理・整備して販売するほか、モニターやケーブル、プリンターなども取り扱う。家具ショップでは、市の各部門で使われたオフィスチェアや机、書庫などを清掃・修理して販売する。

 同広場は、ヘルシンキ市のリハビリ型就労支援施設「ウーシックス」による長期失業者向け就労支援活動の一環として運営。来場者は広場で製品を購入することで、地域の社会福祉事業を支援するとともに、持続可能なまちづくりに参加できる。

 営業は月曜~金曜の9時~15時45分。

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