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トゥルクの現代アートギャラリーがヘルシンキに進出

ギャラリーの完成予想図 © AD Studio/Makasiini Contemporary

ギャラリーの完成予想図 © AD Studio/Makasiini Contemporary

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 フィンランド・トゥルクを拠点にする現代アートギャラリー「Makasiini Contemporary(マカシーニ・コンテンポラリー)」が9月19日、ヘルシンキ・コネパヤのトレインファクトリー(Aleksis Kiven katu 17, Helsinki)に新たなギャラリーをオープンする。

創設者のフレイ・フォシュブロムさん

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 新ギャラリーは3つの独立した展示室で構成。総面積は750平方メートル、天井の高さは最高13.5メートル。ギャラリー内にはレストランも併設。自然光が入る倉庫風の歴史的建造物が、現代アートの展示にふさわしい環境だったという。

 同ギャラリー創設者のフレイ・フォシュブロムさんは「トゥルクでの8年間を経て、ヘルシンキへの進出は自然な次の一歩に感じられた。私たちは何年も理想的な空間を探してきたが、すぐにここだと感じられた。建築や空間の広さ、そして自然光が入る環境が野心に満ちた展覧会に理想的だった」と話す。

 19日開催のオープニング展では、スペイン人アーティストのジョルジ・ガリンドさんや、カナダ人アーティストのシンディ・フェニックスさんの作品を展示。同ギャラリーの特徴である広く高い展示空間と自然光を生かした作品を並べる。

 今後、イギリス人アーティストのザビエル・バクスターさんをはじめ、トニー・クラッグさん、エミリー・ギルバンクスさんなどのアーティストの個展も順次開催予定。

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