
家具・インテリアデザインの祭典「Habitare(ハビターレ)」が9月10日~14日、ヘルシンキのメッスケスクス(Messuaukio 1, Helsinki)で開催される。
フィンランド最大規模の家具・インテリアデザインの見本市として知られ、昨年は5日間で約4万5000人の来場者と500社以上の事業者が集まった。今年のテーマは、「触れる」。触れて確かめたいという人間の本質的な欲求を掘り下げ、空間を多感覚的に体験し、素材や表面から感情を見いだすことを促す。ますますデジタル化する世界へのアンチテーゼでもあるという。
同展クリエーティブアドバイザーを務めるパイビ・ヘランダーさんは「現在、エコロジカルなインテリアや建築の一環として、伝統的な素材や製法が再び注目されると同時に、化石資源や有害な素材の代替となる新しい素材も開発されている。その結果、私たちはこれまでにない新しい感触や素材、存在感を体験できるようになっている」と話す。
入場料は大人20ユーロほか。プログラムは公式サイトで確認できる。