
ヘルシンキ・リンナンマキ遊園地(Tivolikuja 1, Helsinki)のジェットコースター「ブオリストラタ(Vuoristorata)」が7月19日、「ACE・ローラーコースター・ランドマーク」賞を受賞した。
74年にわたり、リンナンマキ遊園地の人気アトラクションとして知られる「ブオリストラタ」。最後尾に技術者が立ったまま同乗し、走行中にブレーキ操作を行うのが特徴で、ブレーキを手動でかける仕様のジェットコースターは世界に7つしか残っていない。同賞は、米コースター愛好家グループ「ACE」が、歴史的または技術的に優れたジェットコースターに贈っている。
リンナンマキのサトゥ・ヤルベラCEOは「ブオリストラタがこの賞を受けたことは非常に名誉なこと。このアトラクションが、国際的な遊園地文化と娯楽の歴史の一部として公式に認められた」とコメントする。
ACEによると、ブオリストラタのオリジナル性やクラシックな構造材、そしてフィンランド人の娯楽の歴史における重要性が受賞の理由となったという。