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リトル・フィンランディア、一部をヘルシンキ市内の高校に移設決定

リトル・フィンランディア、2023年撮影

リトル・フィンランディア、2023年撮影

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 ヘルシンキ市が4月16日、フィンランディア・ホールに隣接する仮設建造物「リトル・フィンランディア」の一部を、ヘルシンキ・メディア・アーツ高等学校(Moisiontie 3, Helsinki)に移設する計画案を正式決定した。

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 同校は2027年8月から生徒数が約980人から1200人に増えるため、校舎の増設が必要となっている。現在、仮設の建物を借りているが、それを取り壊し、リトル・フィンランディアを移設する。リトル・フィンランディアは校舎と渡り廊下で結ばれ、キッチンとカフェテリアが入る予定。

 同プロジェクト・マネジャーのマリ・コスキネンさんは「このプロジェクトは、リトル・フィンランディアのような移築可能な建物がどのように公共サービスに活用できるかという貴重な経験を私たちに与えてくれるだろう。新築に比べ、わずかな二酸化炭素の排出量で新たな施設を提供することができる」と語る。

 同市は2026年1月に移設工事を開始する。建設費は最大で1,320万ユーロの見込み。

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