
展覧会「ロック・ペーパー・シザーズ(Rock, Paper, Scissors)」が現在、ヘルシンキ現代美術館(キアズマ)(Mannerheiminaukio 2, Helsinki)で開催されている。
現代アートは1950年代に登場し、時代とともに発展してきた。中でも、現代アートに使われる材料は、3Dプリンティングや写真技術などのテクノロジーの進歩にあわせて多様化している。
同展は、1970年代から現在までの作品を中心に、フィンランド国立美術館に所蔵されている52人のアーティストの作品を展示。アーティストが作品に使った材料を通じて伝えたいことや、その材料が持つ意味など、現代アートの根源的な問いを掘り下げる。持続可能性の観点から、保存修復師の展示品に対する見解を聞き、作品の多くに使われている材料を実際に触れられるブースも用意する。
開館時間は10時~20時(水曜・木曜は18時まで、土曜・日曜は17時まで)。月曜休館。入館料は大人22ユーロほか。2026年1月18日まで。