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ヘルシンキで「イケイケカウントダウン」 フィンランド人漫才コンビ登場へ

フィンランド語で漫才のプレゼンテーションを行う出演者の高城元さん © Gen Takagi

フィンランド語で漫才のプレゼンテーションを行う出演者の高城元さん © Gen Takagi

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 日本のアーバンカルチャーやポップカルチャーを体験できるイベント「イケイケカウントダウン(IKE IKE countdown)」が12月7日、ヘルシンキ・ティービスタモ(Kaasutehtaankatu 1, Helsinki)で開催される。

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 同イベントは、フィンランドや日本、台湾、チリにルーツを持ち、日本のアーバンカルチャーに影響を受けたアーティストたちがパフォーマンスを行う。日本の音楽の影響を受けたモダン・ポップを歌うフィンランド人アーティストのアンボさん、日本人サックス奏者の石山桜子さん、日本にルーツを持つフィンランド人シンガー・ソングライターのセリタさん、民謡とポップスを融合した音楽を奏でる多国籍ロックバンドのタタキが出演。場内では、日本食材店「東京館」が提供する日本料理や、日本人画家の川地琢世さんのアート展「エボリューション」を楽しめる。

 見どころの一つに、フィンランドで芸人として活動し、フィンランドに漫才の普及を目的とした「北欧漫才プロジェクト」を推進する高城元(Gen Takagi)さんが出演し、自身が出演するフィンランド語の漫才動画や解説動画を通じて、漫才の魅力をプレゼンテーションする。併せて、フィンランド人漫才コンビ「OHO」が漫才を初披露する。トゥルク出身のダニエル・セリンさんとアーポ・アラレさんから成る漫才コンビ「OHO」は、高城さんのプロジェクトに影響を受けて2024年に結成。これまでユーチューブに漫才動画を投稿してきたが、今回初めてオーディエンスの前で漫才を披露する。

 高城さんは「フィンランドのお笑い人気は日本ほど高くはないが、アメリカ発のスタンダップコメディーは時間をかけてフィンランドでメジャーになった。漫才も当たり前の選択肢の一つになると確信している。これまでのイベントでは私のプレゼンのみだったが、今回はフィンランド初の漫才コンビ『OHO』による漫才もある。イベントを通じて、漫才を理解する人や漫才をやってみたいと思う人を増やしたい。来場するお客さまに漫才を理解して笑っていただければ」と話す。

 開催時間は19時~24時30分。チケットは前売り10ユーロほか。18歳未満は来場不可。

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