フィンランドの大型スーパー「プリスマ」イタケスクス店(Vanhanlinnantie 1, Helsinki)が3カ月に及ぶ改装工事を完了し、3月25日にリニューアルオープンした。
全面リニューアルに伴い、食料品の売り場面積を拡張。取扱商品数を増やし、サービス向上を実現した。老舗菓子メーカー「ファッツェル」社のインストアベーカリーでは、24時間いつでも温かいパンと洋菓子を販売するほか、人気アジアン料理レストラン「Fire Wok」も出店。人気すしチェーン「Itsudemo」のカウンターやサラダバーも設けた。
同店ストアマネジャーのヨウコ・ニスカネンさんは「2009年にオープンした当店は、サービスを向上させる時期を迎えていた。食のトレンドをお客さまの日常生活に取り入れるため、新たなサービスの提供を始めた。Fire Wokレストランは、お客さまに期待されているサービスの一つ」と話す。
今回の工事では約1億円を投じ、店内設備の大規模改修を行った。環境に配慮したエネルギー効率の高い冷凍設備を導入したことで、年間約800トンの二酸化炭素排出量を削減できるという。利用客向けの電気自動車充電スポットの増設も進める。