秋恒例の食の祭典「ニシンマーケット(The Helsinki Baltic Herring Market)」が10月6日~12日、ヘルシンキのマーケット広場(Kauppatori, Helsinki)で開催され、6万5000人が来場した。
フィンランドで最も長い伝統を持つイベントの一つである同祭は、フィンランド各地から集まった25人以上の漁師がニシンなどの海産物を販売。秋の食材を用いた料理や職人による伝統工芸品も販売した。
イベント初日には、今年の年間最優秀商品を発表。ニシンのサプライズ部門では、フィンランド人夫婦のピルヨ&レイマ・サロネンさんのニシンの酢漬けが、漬け魚部門では、オーランド諸島から参加したレイフ&ゲルト・バーグマンさんが、それぞれ最優秀賞を受賞した。両部門の受賞商品はイベント期間終了前に完売し、同祭で最も売れた商品となった。