ヘルシンキ・コルケアサーリ動物園(Mustikkamaanpolku 12, Helsinki)の人気イベント「猫の夕べ」が9月に開催される。今年は家族で楽しめるプログラムに加え、18歳以上の愛猫家が楽しめる新企画「猫の夕べ K18」が登場する。
今年で32回目を迎えた同イベントは、絶滅の危機にひんしているネコ科動物の保護資金を集めるチャリティーイベントとして知られる。新企画「ネコの夕べ K18」は、9月11日の16時~22時に開催。餌やりやライトアップに加え、同園学芸員が、動物の繁殖や、絶滅の危機にひんするネコ科動物の現状についてレクチャーを行う。同園の園芸家が花の世界を案内するプログラムも用意。アーティストが来園者にグリッター・メークを施すブースや、マヌルネコやトラの特製ドリンクを提供するドリンクバーも設ける。
家族全員で楽しめる「猫の夕べ」は、9月7日と14日の16~22時に開催。演劇やフェースペイント、ファイアーショーなどのプログラムを用意する。
同園のマーケティング・ディレクター、スザンナ・シルボネンさんは「何年もの間、大人限定の『猫の夕べ』を開催してほしいとの声が寄せられていた。どの『猫の夕べ』を体験するかを誰もが選べるのは素晴らしいこと。共通して言えるのは、どの夜も素晴らしい雰囲気になるということ」と話す。
チケット料金は、大人=29ユーロ、子ども=20ユーロほか。