家具・インテリアデザインのイベント「ハビターレ(Habitare)」が9月11日~15日、ヘルシンキ・パシラ地区のメッスケスクス(Messuaukio 1, Helsinki)で開催される。
フィンランド最大規模の家具・インテリアデザインの見本市として知られ、昨年は約4万人の来場者と400社以上の事業者が集った同イベント。今年のテーマは「重なり(Layers)」。異なる人々や好み、年代、ライフスタイルが重なり合うことで生み出される「豊かさ」と「受容」に焦点を当て、住まいや空間がどのように形成されるかを探究する。
イベントでは、講演やディスカッション、ワークショップなどさまざまなプログラムを用意し、北欧最大のデザインフェスティバル「ヘルシンキ・デザインウイーク(Helsinki Design Week)」とのジョイント・イベントとして、25社の企業が製品を紹介するショールームを展開。
今年から新しい試みである「テーマ・ステージ」を行い、ギャラリーのようなディスカッション・スペースで、テーマに基づいたトピックやビジョンについて深く掘り下げる。フィンランド人デザイナーのウルヨ・クッカプロさんの娘でデザインジャーナリストのイーサ・クッカプロさんと、イーサさんの娘でジャーナリストのイーダ・クッカプロさんがインタビュアーを務める。
入場料は、5日通し券=32ユーロほか。