現代アートの祭典「ヘルシンキ・ビエンナーレ」が2025年6月12日~9月21日、ヘルシンキ市内各所で開催される。
同展は、スペイン人美術史家のブランカ・デ・ラ・トーレさんと、ヘルシンキ美術館(HAM)のエキシビション・マネジャーであるカティ・キビネンさんがキュレーションを担当する。フィンランド国内外から世界で活躍する約30組のアーティストが出展予定で、バッリサーリ島やHAM、エスプラナーディ公園などに作品を展示する。
HAMとヘルシンキ市は、ヘルシンキ群島のユニークな体験を提供するアート・イベントとして知られる同展を「最も有名なアート・ビエンナーレの一つ」にすることを目指している。
HAMのアルヤ・ミラー館長は「私たちは、ヘルシンキ・ビエンナーレを都市空間におけるビジュアル・アートの祭典と考えており、ヘルシンキにおけるアートの存在感を最大限に高めたい。エスプラナーディ公園が新たな開催地に加わり、ヘルシンキの中心地でビエンナーレの作品を無料で鑑賞できる機会を提供する。2025年、私たちはアート作品だけでなく、来場者の体験にも注意を払う」と話す。
参加アーティストは今秋から順次、発表していく。