屋台料理フェス「ストリート・フード・カーニバル(Street Food Carnival)」が5月8日・9日の2日間、ヘルシンキ・パシラ駅前の広場(Maistraatintori, Helsinki)で開催された。
同フェスは、本場ベルギーのワッフルやイタリアのジェラートから、タイ料理、フィンランドの伝統的なサーモン料理まで、多様な屋台料理を「発見」できる機会を提供。「パパズ・スモーカリー・バーベキュー(Papa’s Smokery BBQ)」や「ママズ・ストリート・フード(Mama’s Street Food)」、サーモンロールなどを提供する「ロイムケイサリ(Loimukeisari)」など15店以上の屋台が出店する。
主催者のペトリ・ヘララさんは「ストリート・フード・カーニバルは単なる食のイベントではない。多文化主義やコミュニティー、そして食が持つ団結力の祭典。忘れられない食体験と、料理や食べ物を楽しみながら一緒に過ごす機会を提供できることを誇りに思う」と話す。
ヘルシンキでは春から夏にかけて2つの屋台料理フェスが巡回。「ストリート・フード・カーニバル」は4月23日にカリオ地区で、「ストリート・フード・シエスタ(Street Food Siesta)」は5月3日にマルミ地区で、それぞれスタート。これまで「ストリート・フード・フェスティバル」の名で開いていたが、今年はそれぞれ異なる主催者が開催する2つのイベントに分かれた。
次回の「ストリート・フード・カーニバル」は今月16日・17日、トーロ地区(Pohjoinen Hesperiankatu 22, Helsinki)で開催。入場無料。