フィンエアーが2024年、マイレージプログラム「フィンエアープラス」のロイヤルティ通貨として、「Avios(アビオス)」を導入する。
同通貨は、oneworld提携航空会社の会員プログラム(ブリティッシュ・エアウェイズ・エグゼクティブクラブ、カタール航空プリビレッジクラブ、イベリアプラス)で採用されているロイヤルティ通貨で、「フィンエアープラス」のアワードポイントは全て、自動的に3対2の比率で同通貨に換算される。
同プログラムは2024年から支払額ベースの制度となり、会員は同社の航空券やトラベルサポートの支払額に応じて、ロイヤルティ通貨やティアを獲得できる。ロイヤルティ通貨の獲得、使用に関する新たなオプションや追加特典も誕生する。会員特典やリワード、ロイヤルティ通貨の獲得や利用機会の多くは現行のまま変更はないという。同プログラムへの入会特典として、ナローボディ機で運航するヨーロッパ短距離便で、メッセージング向けのインターネット接続が無料となる。
同社は2024年、ヘルシンキ・バンター国際空港のシェンゲン協定加盟国エリアにラウンジを新設し、最上級会員専用エリアを設ける。現在のシェンゲンラウンジは、新しいラウンジがオープンするまで引き続き利用できる。
同プログラムの正確な変更実施日などの詳細は年内に発表する。