「オデュッセウス・フェスティバル」が7月21日~23日、ヘルシンキ南部のロンナ島(Lonnan saari, 00190 Helsinki)で開催された。
ヘルシンキのマーケット広場から船で10分ほどの距離に位置するロンナ島。フィンランド国防軍の施設として長年使われてきたが、2014年に一般開放。夏期には水上バスが運航され、多くのイベントが開催されている。
同イベントは、ヘルシンキの音楽会社「We Jazz」が「We Jazz X Lonna」の名称で2015年に初開催し、以後、毎夏開催。2020年には「オデュッセウス・フェスティバル」と名称を変更し、今年で4回目となる。3日間のイベントには国内外から39組のミュージシャンと8人のDJが出演し、約1800人の来場者を楽しませた。
主催のWe Jazz代表マッティ・ニベスさんは「天候にも恵まれ、素晴らしいパフォーマンスで、日本人を含む多くの来場者に刺激的なフェスティバルをお届けできた」とコメント。同社は今冬、今年で10周年となる「We Jazz Festival」を11月26日~12月3日に開催予定で、「また素晴らしい音楽で感動を届けたい」と意気込む。