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ヘルシンキ・フェスティバル、市内各所で開催へ プログラム多彩に

昨年の「ヘルシンキ・アートナイト」の様子 © Petri Anttila / Helsinki Festival

昨年の「ヘルシンキ・アートナイト」の様子 © Petri Anttila / Helsinki Festival

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 ヘルシンキ・イベント財団が主催する「ヘルシンキ・フェスティバル」が8月17日、ヘルシンキ市内各所で開幕する。

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 毎年8月中旬から9月にかけて開催される複合芸術祭「ヘルシンキ・フェスティバル」は、クラシック音楽や、ワールドミュージック、演劇、ダンス、サーカス、ビジュアルアートなど多彩なプログラムを展開する。初日に行われるオープニングイベント「アートナイト(Taiteiden yö)」では、市内各所でアート作品の展示、パフォーマンスなど数百件のイベントが行われる。同日は市内の多くの美術館や博物館が入館無料となり、開館時間も延長される。

 本年度は、同フェスのモットー「アートはみんなのもの」に新たな解釈を加え、「ミュージック・イン・ザ・パークス」と題して、フェスティバル初日から3夜にわたって、市内で行われるコンサートの模様をカイボプイスト公園、ラピンラフティ公園、シネブリチョフ公園で生中継する。

 「ミュージック・イン・ザ・パークス」は、ムジーッキタロでユッカ=ペッカ・サラステさんが指揮を務めるヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート(8月17日)で始まり、テンペリアウキオ教会での声楽アンサンブル「タリス・スコラーズ」の50周年コンサート(同18日)、フビラでのヨンナ・テルボマーの「スルイェットゥ・シュダン」コンサート(同19日)の生中継が決定している。

 開催は9月3日まで。

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