フィンランドのフルーツ・ベリー生産者組合が7月上旬、イチゴの本格的な収穫シーズンの到来を宣言した。
フィンランドで「最も人気のあるご当地フルーツ」として知られるイチゴ。過去2年は猛暑の影響で、イチゴを含むベリー類が熟すシーズンは例年の夏よりも早まっていた。今年は平年並みのペースで、安定した供給が可能だという。
ヘイディ・ビルタネン同組合事務局長は「イチゴが熟す本格的なシーズンはフィンランドの地域によって微妙に異なるため、冷凍やジャム、ジュースに最適な時期はいつなのかという質問を、組合はいつも受けている。昨年より若干需要が増えているが、国産イチゴの供給に不足はないだろう」と話す。
イチゴはスーパーマーケットをはじめ、農園やマーケット広場などで販売する。