ヘルシンキ市は2月、タカ・トーロ地区のトペリウス公園(Topeliuksenkatu, Helsinki)の樹木4本を安全上の理由で伐採した。
今回伐採したのはヤナギの木で、1本は根元に構造上の欠陥があり傾き始めていた。他の3本にはひび割れなどが見られ、腐敗が急速に進むリスクがあった。同園にある樹木は時代の象徴として市民に親しまれているため、同市は可能な限り長く、樹木を公園に残すことを目標としている。今後、伐採した木々の代わりとなる新しい樹木を一度に植え替える予定。
同園は1938年に完成。19世紀に活躍したフィンランド人作家のザクリス・トペリウスに捧げる公園として造られた。隣接してトーロ図書館とトーロ教会がある。