ヘルシンキの老舗公衆サウナ「Kotiharju」(Harjutorinkatu 1, Helsinki)が2月、出入り口に柵を設置した。
同店は1928年創業。ヘルシンキ・カッリオ地区東の地域で、伝統的なフィンランド式サウナを体験できる人気観光スポットとして知られている。タオルを巻いた男性利用客が出入り口前に設置されたベンチで外気浴を楽しむ姿が定番の光景となっている。
同店は、一部の近隣住民からタオルを巻いて外気浴をする利用客に関する苦情を受けており、近隣住民や通行人に配慮して柵の設置が決まったという。同店のグループSNSでは、「柵を設置したことで、伝統的な光景が台無しになっている」と、利用客による反対意見も寄せられている。
営業時間は火曜~日曜の14時~20時。月曜定休。