ヘルシンキ市とエスポー市を結ぶランシメトロのマティンキュラ駅~キヴェンラハティ駅間の運行が12月3日、始まる。
同路線は2017年、ルオホラハティ駅~マティンキュラ駅区間が開業。今回の延伸で新たにフィンノー駅、カイター駅、ソウッカ駅、エスポーンラハティ駅、キヴェンラハティ駅の5駅が加わる。新駅区間の建設工事は完了しているが、駅周辺の工事は運行開始後も続く。
ユッカ・マケラ、エスポー市長は「ランシメトロは、エスポー市内5つの都市中心部のネットワーク構造と持続可能な都市開発をサポートしている。今後、線路沿いに中心街を建設し、その周りに小さな住宅地を作る予定。ランシメトロはエスポーとフィンランド全体の競争力にとって極めて重要であり、企業、大学、都市間の協力関係を大きく促進させるだろう」と期待を寄せる。
2050年にはエスポーンラハティ都市圏の人口が約10万人に増加すると予想されている。