古着チェーン「ビヨンド・レトロ（Beyond Retro）」が11月、ヘルシンキのショッピングセンター「Forum」（Mannerheimintie 20, Helsinki）にオープンする。

　ヘルシンキ首都圏のショッピングセンターには、新品の衣類を販売するショップが多く出店しているが、最近はセカンドハンドショップの出店が増えている。イギリスとスウェーデンでビンテージ服と古着を販売する「ビヨンド・レトロ」は創業20周年を記念して、フィンランドに初上陸する。

　同チェーンのディレクター、ケイト・ピータースさんは「フィンランドは、サステナビリティーに先進的な市場であり、長い間私たちが注目していた国。ビヨンド・レトロにとって新しい段階を迎えることになる。世界最大のリサイクル企業の一つである『バンク&ヴォーグ』の一員として、ビヨンド・レトロは、世界規模でリサイクルとアップサイクルを可能にする国際的なインフラを確立しており、より多くの人々に持続可能なファッションを提供できることにうれしく思う」と話す。

　フィンランド1号店となる同店の店舗面積は約300平方メートルで、約7000点の商品を取り扱う予定。