
廃棄食品専門店「ループ(Loop)」が9月、ヘルシンキのショッピングセンター「Redi」(Hermannin rantatie 5, Helsinki)にオープンした。
食品ロス削減への取り組みは、生物多様性の維持と気候変動の緩和に重要な役割を果たす。フィンランドの公益財団法人シトラが発表した最新レポートによると、循環型社会を実現するため、食品廃棄物を削減することや、動物由来の食品を植物性タンパク質の食品に置き換えることを解決策として挙げる。同店は、今年7月に閉店したデンマークの食品ロス専門スーパー「WeFood」跡に出店した。
同施設マネジャーのタニヤ・ リンシオさんは「Rediはショッピングセンターとして、より持続可能な消費を促進する役割を担い、何よりも消費者の願いに応えたいと考えている。WeFoodの閉店後、テイクアウト専門店を作りたいという意見を多く頂いた。持続可能な選択肢を消費者に提供することは私たちの責任」と話す。
営業時間は10時~20時(土曜は18時まで)。日曜定休。