フィンランドのテキスタイルブランド「マリメッコ(Marimekko)」とテキスタイル素材製造メーカー「スピンノヴァ(SPINNOVA)」が9月、初のコラボレーションとなるカプセルコレクションを発表した。
マリメッコはスピンノヴァが開発したサステナブルな木材由来の繊維を使った「ウニッコ柄」のシャツ、パンツ、トートバッグを発売した。素材は、スピンノヴァの繊維が約20%で、残りの約70%がオーガニックコットンを使っている。
マリメッコのイノベーション・ワーク責任者であるスヴィ=エリナ・エンクヴィストさんは「このコラボレーションの成功の鍵は、両社が緊密な協力関係を築いてきたことにある。今日、私たちはその成果として、スピンノヴァの繊維を使ったマリメッコとスピンノヴァの初となるカプセルコレクションを発表できることを誇りに思う。私たちを突き動かしてきたのは、ファッション産業と繊維産業が環境に与える影響について取り組みたいという共通の願い」と話す。
両社は2017年から、スピンノヴァが開発した繊維を使った製品の開発、商品化に取り組んでいた。