フィンランドのテキスタイルブランド「マリメッコ」が8月25日、中古品やビンテージ品を扱うマーケットプレイス「マリメッコ・プリラブド(Marimekko Pre-loved)」を開設した。
同マーケットプレイスは、中古品を扱う独立事業者も出品でき、マリメッコの中古品を1カ所でまとめて販売できる場として登場した。このサービスは、同ブランドのサステナビリティー戦略の指針の一つで、「製品が何世代にもわたって消費者に喜びを与え、最終的には新製品にリサイクルされることを目的としている」という。
同ブランドのイノベーション・ワーク責任者であるスヴィ=エリナ・エンクヴィストさんは「マリメッコのデザイン哲学と運営は常にサステナブルなアプローチに基づいている。私たちは、タイムレスで機能的、かつ耐久性のある製品を提供し、顧客に長く喜びを感じていただき、捨てたくなくなるような製品を作りたいと考えている。マリメッコ・プリラブドは、私たちのタイムレスデザインを具体的に示すもの。人々は中古の宝物を見つけることができ、私たちの色彩やプリントを通じて人々の日常生活を楽しくするような、新しい意識と便利な選択肢を提供する」と話す。
同マーケットプレイスへの参加・出品は無料。当面は同ブランドの本拠地であるフィンランドでのみサービスを展開し、今後他国へも拡大する予定。